2019年12月17日 NHK 放送のあさイチ
餅を喉に詰まらせた時の対処法で
もしもの時の救命術として
・背部叩打法(はいぶこうだほう)と
・ハイムリック法を
紹介されました。
この中では自分自身でする方法や、
注意点もありましたよ。
教えてくれたのは国際医療福祉大学病院
志賀隆先生です。
東京都では2018年1月で
餅や団子などで喉に詰まって、救急搬送された人が30人いたそうです。
もしもの時、大事な家族や自分で自分を助ける方法を知っておきましょう。
♥餅やだんご等を喉に詰まらせた時の2つの対処法
救急蘇生法は2種類ありますよ。
1.背部叩打法(はいぶこうだほう)
詰まっている人の背中の肩甲骨と肩甲骨の間を、
手の付け根部分で5回叩きます。
(命に関わる緊急事態なので強くです)
2.ハイムリック法
詰まっている人の後ろから、両手をお腹側に出して、
服を上げて「へそ」を探します。
「へそ」のすぐ上の位置に
片方の手で握り拳を作ります。
もう片方の手を握りこぶしに添えます。
抱え込むように、後ろ上(斜め上)方向に強く思い切り、
握り拳を自分の方へ引き寄せます。
※「へそ」より上過ぎはダメですよ。
上過ぎると内蔵に損傷を与える事になるそうです。
場所は正確にね。
※注意です
ハイムリック法をした場合は、
異物が取れても取れなくても、
内臓を損傷している可能性もあるので、
改めて病院を受診して下さいとのことでした。
※注意です
ハイムリック法は
乳児や妊産婦にはしないでください。(胸部を圧迫するので、、)
♥餅やだんご等を喉に詰まらせた時の対策
1)まず119番通報します。
2)救急車が到着までに、
・背部叩打法(はいぶこうだほう)をします。
5回叩いてみます。
これでも取れなかったら
↓
3)ハイムリック法をします。
これも5回します。
もしこれで取れなかったら
↓
再度、背部叩打法を5回します。
もしこれで取れなかったら
↓
再度、ハイムリック法を5回します。
※この様に背部叩打法(はいぶこうだほう)を5回します。
⇒ハイムリック法を5回します。⇒
これの繰り返しです。
ここでゲストから質問がありました
掃除機のホースで吸い取るのはどうですか?
志賀先生は
掃除機の延長チューブを売っているので、
それを使えば良いのではないかという学会もありますが、
掃除機そのものを使うのはお勧めしづらいそうです。
ここで視聴者から質問がありました。
一人暮らしで餅を喉に詰まらせた場合は、どうすれば良いでしょうか
♥餅やだんご等を喉に詰まらせた時に自分でする対策法
1)椅子を持ってきます。
2)ハイムリック法と同じですね。
片方の手で握り拳を作り、もう片方の手を添えて、
自分で椅子の背もたれの上部に、
握り拳を当てて押していきます。
力は斜め上方向(圧力が上方向)に圧力がかかる感じです。
※基本的に家で一人では食べない方が良いそうです。
♥まとめ
先生も言っていましたが餅を食べる時は、
複数人で急がずゆっくりとよく噛んで、
水分も一緒に食べるのが良いそうです。
最後まで読んで頂いて有難うございます。